長野高齢協理事会はロシアによるウクライナに対する軍事侵略に対し、平和を求める私たちの意思を示す為に、以下の抗議文を在日ロシア連邦大使館に送ることを決議しました。
ロシア連邦大統領
ウラジーミル・プーチン 殿
私たちは、ロシアの、ウクライナに対する軍事侵攻に強く抗議し、即時の撤退を求めます。
国連憲章では、加盟国の主権平等原則を基礎に置き、武力行使と武力による威嚇を禁止しています(同 目的と原則)。今回のロシアの軍事侵攻は、この国連憲章の原則を踏み外し、既に多くの犠牲者を生み出ており、許しがたいものです。
戦火の中、逃げ惑う市民たちの、そして子どもたちの不安と恐怖に満ちた瞳を、プーチン大統領殿、あなたはどう見ているのでしょうか。
私たちは、戦争被爆国の生協として、さらには戦禍の苦しみを実際体験した世代が、平和を掲げて設立し、核兵器廃絶を求める運動も行なってきた協同組合として、対話によらず、武力や核の脅威をもって相手をねじ伏せようとするあなたの行動に、あらためて、抗議すると同時に、即時撤退と平和的な解決の道が拓かれることを、強く求めます。
長野県高齢者生活協同組合 理事会
2022年3月4日
